会社の採用意識が変わった瞬間に立ち会う喜び
最終更新日:2011/02/03
その会社は、今まで面接は1回しかしていなかったのですが、私がコンサルを開始してから、選考は大幅に変わりました。
しかし基本的に私は、お客様に難しい話はしません。ただ納得して理解してもらい、人に対して説明できるようになるまでしつこく言います。
この会社には面接を2回する理由を説明しました。(本当は3回実施が望ましい)
でも最初はよく聞かれます。2回目には何をすればいいのか?って
に書いているので、
さすがにブログでは言えませんが、そのやり方を2次面接に導入してもらっています。
※マニュアル購入者は必ずそのページをご覧ください
昨日は、その会社で応募者の1名が2次面接(最終面接)でした。
その後は、これまた採用マニュアルに書いている手法で、人間性が最もでるシチュエーションを作ってもらいました。
その最終面接の結果連絡が社長からあったというわけです。
私の中では、その会社の採用活動が終わるかどうかが決まる日でした。
そして、出てきた結果
社長「稲田さん、やっぱり不合格にすることにしました」
稲田「そうですか。ちなみに理由は?」
社長「かくかくしかじか・・・」
稲田「正しい判断だと思います」
社長「面接を2回するようにして良かった。ありがとうございます。稲田さんには申し訳ないですが、今後もよろしくお願いします」
稲田「いえいえ、こちらこそ。」
ちなみに私の気持ちはガッカリなんかではありません。
嬉しいんです
私の手法で面接を2回実施しなかったら、この応募者は合格していたかもしれません。
採用活動というのは忍耐が必要なんです。
たまに採用は妥協が必要とか背に腹は代えられないとか採用を適当にしている事を棚に上げた発言をする痛い会社もありますが、大事なものは忍耐なんです。
いい人材を採用して長く働いてもらおうという気持ちです。
幸せなことに今まで私が関係した会社は全てこの考えを持ってもらえています。(最初は違ったから私のところに来るわけですが・・・)
でも、この考えはあたりまえの事なんです。
そういった
あたりまえの事を、あたりまえにできる会社が採用でも売上でも成功していきます。
今回の会社も、選考の目がついたと私はこれで確信をしました。
人や企業が成長する瞬間
その瞬間に立ち会えることって幸せです。