くだらない世界恐慌|テレビ番組
最終更新日:2017/04/17
心臓が悪い人や私を知らない人は読まないでください。
今日、晩御飯を食べる途中にテレビをつけてみた
世界恐慌というか、最近の金融危機を特集組んでわざわざ「今は不況ですよ~」と煽っている
そして、いつもどおりおこった事を分析する人たち
アメリカのサブプライムローンから始まったうんたらかんたらが・・・・
要は、過去しかみれないヤカラだ
そんなものは知識があれば誰でもできる
こういったテレビを見ると本当に思うのが
問題は過去ではなく、未来のために今何をするかではないか?
世界恐慌にならないためにはどうすればいいか?ではないのか??
破産した投資家たちが、政府のせいだ!!俺たちは騙された!!銀行のせいだ!!と騒ぎ立てる諸外国の映像
いやいや、投資は自己責任ですよ?
知識をつけずに、ニセ専門家に丸投げしておきながら「儲けたらラッキーと言って、失敗したら騙されたと言う。」
私の中では株などへの投資はビジネスではなくギャンブルだと思っている。
そう競馬や競艇と変わらない。
理由は不確実すぎるのと、自分の努力だけで左右できず運任せな部分が多いからだ
(不動産投資はビジネス性がまだ高いので賛成だ)
そもそも最も確実な投資は自己投資だろう
自分の知識やスキルに投資したものは、いつか必ず数倍になって返ってくる
本を読まない、人から学ばない、自分で調べない
自分という物件に快楽以外の金を注ぎ込まない
酒、おいしい食事、ブランド品、無駄な接待、高い洋服、そこに注ぐお金の1割でもいいから自分の頭に投資をするべきだと思う
自己投資を始めれば普通なら1年で人生は変わってくる
そもそも生活は変わりましたか?
私を含め、殆どの中流階級の生活はリーマンが潰れようがサブプライムが起きようが以前と変わっていないと思う食卓から米が消えることもなければ、おかずが無くなることもない
コンビニで衝動買いする機会が減ったわけでもない
スーパーの商品値段が数倍になったわけでもない
なぜ、世界恐慌、今は不況だ!!と煽るのか??
そして煽るだけ煽っておいて、具体的な解決策を示さずにあとは政府任せ
政府も対策という名のもとにバラマク以外に有効な手は聞こえてこない。
ノーベル経済学賞を受賞したポール クルーグマンも出ていたが発言した言葉は
「1931年の世界恐慌にならない事を祈る」
・・・・おいおい
ノーベル賞の頭脳はこういう時に使うのでは?
と思ってしまう
テレビを見ていて欲しい
このような対策をすればいいと未来のために今何をするべきかを話している人は皆無
責任が持てないというのもあるだろうし、起こった過去をこねくり回して理由付けをしているほうが処世術としては正しいだろう
しかし、どうもしっくりいかない。
ばらまいたところで一時的な効果でしかないのは中学生でもわかる
その金を有効に使う方法を誰も教えないのだから。
そんなこんなで即効テレビを消した
くだらない・・・・・・と
基本的には顧客と向き合った正しいビジネスをしていれば不況だろうが好況だろうが関係ない
企業は不況だからで潰れるのではない。
企業が潰れるのは、不況ではなく単純に経営者が無能なだけだと本気で思う (もしくは努力と人材への投資不足)
売上をあげて、利益が出る仕組みを作り、社員が満足して働けるようにしておけば、不況がきても「大変そうだね」と横目でみるだけですむ
新規顧客が常に来る仕組みを作り、既存顧客がリピーター化する仕組みを作れば「へ~、大変そうだね」と横目でみるだけですむ
そう、私のクライアントのように。
彼らがうらやましいと思う企業もいるだろうが彼らはものすごい自己投資をしている。
努力をして、失敗をすることに慣れている。
私に毎月人を一人雇う程度のお金を払っている企業もいれば 程度のお金すら払いたくないと社員の勉強したいという要望をつっぱねる企業経営者もいる
ゴールデンにこんな番組を作る金があれば、経営者が育つ番組でも作った方がよほど景気回復するのにと思ってしまった
追伸:
ちなみに、人事担当者が経営者に私のマニュアルを買いたいと言って断られた結果、自腹で買っている人は結構いる。
そんな話を聞くたびに、私はその人事にこうアドバイスしている。
そうすると、おもしろいのが、怒る人が一人もいないことだ。
「実は、私も考えています」と答える人がほとんど。
この現状に社長は気付いていないだろう
殆どの社長は接待と言う名のもとに一晩で10万程度使うことはよくある。
しかし、消える金と資産として残る金の計算もできないようなら、その会社に残念ながら未来はない