前の記事 » 
次の記事 » 

内定取り消しとは言わずに内定辞退を促す会社たち

公開日:2009/03/22
最終更新日:2022/02/24
少し前ですが、ニュースで内定取り消しの偽装をしようとした会社の件が取り上げられていました。

東京新聞でも取り上げられた内定取り消し企業名(会社名)公表の基準の記事とも関係しますが、内定取り消しをすると、条件に当てはまった場合、企業名の公表措置がとられるようになります。

企業名が公表されると、さらに業績が悪化し倒産の可能性も出てきます。

また内定取り消しをした場合、福岡でおこった学生からの労働審判の申し立てのように訴訟問題に発展する恐れがあり、企業側は勝つ見込みはない。

だから内定取り消しではなく、学生側からの内定辞退という形でおさめたい企業が存在します。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20090127-OYT8T00943.htm
※先日の読売新聞の記事ですが、リンクは生きていません

鳥取環境大の学生は昨年9月、大阪市の情報通信会社から内定を受けたが、今月中旬に「来てもらっても仕事がない」として内定を辞退するよう求められた。同大学によると、学生は承諾していないが、就職活動を再開したという。

同大学では別の男子学生も、内定していた東京都の飲食店チェーン運営会社から、昨年11月に「業績が悪化した」と辞退を促された。その後「受け入れられる」と連絡があったが、不信感から返事を保留し、就職活動中という。

就職課の担当職員は「『内定取り消し』とはっきり言わず、学生側に辞退を迫るやり方に憤りを感じる」と話している

新卒採用活動というのは、内定~入社までに長い人だと1年近くあります。


ですからこういった問題が起こりやすいのですが、大卒新卒1人を採用すると諸経費などもろもろで最低400万はかかると事前に事業計画を立て、適当ではなくしっかりと計算をしておけば良いのですが、内定取り消しをするような行き当たりばったり企業にそれを求めるのも酷ですね


私の採用マニュアルを買うなどして採用戦略と採用ノウハウを学ぶだけでも、このような内定取り消しを起こす最悪の事態は防げるでしょうが、残念ながら採用に関する意識が低いために、まず購入しません(苦笑)


だからこういった企業はお手上げです。「会社が潰れるまで永久に採用で失敗し続けてください」という感じです。


私のメルマガ読者やブログ読者のかたは、こういった会社を反面教師として、自社の採用に活かしてください。


また内定取り消し?を受けた学生ですが、入社しなくて良かったと前向きに考えることも大事です。

中小企業より大企業の方がリストラが激しいので、将来も長く勤めたいのであれば歴史のある中小企業で手に職を持てる仕事の方が私はお勧めなんですが。


ちなみに中小企業の求人であれば、リク○ビではなく、このような求人サイトで探せば見つかりやすいです

同じカテゴリの記事を読む  新卒採用  

稲田行徳の評判,経歴

ブログ読者に採用面接マニュアルを無料プレゼント中

5分でわかる面接官のルール

面接官教育用マニュアル
緑の動く矢印成功企業が続出!
採用面接マニュアル第一章を【無料】ダウンロード可能

動画で学ぶ採用ノウハウ

 

採用ノウハウを学べるYouTubeチャンネルはこちら

5分で分かる面接の仕方

採用をしている経営者や人事担当者様へ
この無料レポートを知らないなんて、
あなたの会社は損をしています。

緑の矢印 人材採用コンサルタント著 採用マニュアル第一章を今すぐ無料ダウンロード

1週間で会社が変わる!採用の教科書1

新卒採用と中途採用のバイブル
「採用の教科書1」が売れています。
(現在、4刷!増刷中)

矢印Amazonの著者販売ページはコチラ
 

面接官教育用の面接官研修動画

1万人以上の面接官が受講した
面接官教育用セミナーで今すぐ面接のやり方を学べます。

矢印面接官研修のサンプル動画はコチラ

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

ビジネスパーソン向け自己啓発の決定版

このページの先頭へ