目標を実現させる方法
最終更新日:2017/02/28
成功哲学なんて難しい言葉を使う気はありませんが、多くの方にコーチやコンサルタントとして接していると色々と見えてきました。
特に、会社ではなく個人に対してからは色々と学ぶことが多いです。
どうすれば、理解してもらえるだろうか?
どうすれば、モチベーションを保ってもらえるだろうか?
どうすれば、自走してくれるのだろうか?
基本的には私は人を変えられるとは思っていません。人は変わることは出来ても人を変えることはできないからです。
私にできることはその変わるための道を示してあげて、ポンと背中を押すだけです。
でも、背中を押された人の中には、「手を引っ張って欲しい、自分で歩くのが怖い」といって後ろを振り向く人も多い。
しかし、私は手を引っ張って、無理やり歩かせることはしません。全てそうなのですが、自分で考える楽しさ、思考錯誤して覚える重要性を知ってもらいたいから私はずっと後ろで見守っているだけ。ただ、道をそれそうになったら、目の前に標識をそっと置いてみる。
個人に対してのコンサルでは、そんな日々を送っています。
(企業に対してはそんな悠長なことはしませんが)
で、目標を実現できる方法というか、実現できる人、実現できない人を見抜けるようになってきました。
今日は、そんなお話。
何か目標を持っている人へ
人は大体、何かしらの目標を持っています。お金を稼ぎたいでもいいですし、資格を取得したいでもそう、今よりいい会社に転職したいとか、今の会社でもっと出世したいとか、好きな人と付き合いたいとか(ストーカーはだめですよ)・・・・
で、その目標を実現できるかどうかは
目標を何年後に実現するのかを紙に書いて、それから1年後、半年後、3カ月後と逆算し今何をするべきかを決めて・・・・
なんて、よくある話はしません。(効果はありますよ確かに)
目標を実現するために大事な事は3つしかないと最近思うようになりました。
私が多くの人を見て分類し感じたことです。私の中では「真」ですが、これが真かは分かりません。
私が考えるに目標を実現するために大事なことは以下の3つ。
この3つを常に意識する事が重要ですし、私はこの3つに気づいてもらえるようにするのが、自走する基礎作りだと思っています。
その後は、テクニックややり方を教えるだけでドンドン伸びていきますからね。
自信 = 自分を信じる ということです。
「私(俺)ならできる」信じられないでしょうが、この気持が無い場合は目標を実現できません。この気持が無いと、自分に対して出来ないイイワケを始めます。
「まだ勉強し始めたばかりだから」
「●●って今までやったことないし」
「俺、頭悪いから」「どうせ私なんて・・・・」等など
詳しくは形成外科医のDrーモルツ博士の無料レポートなどが分かりやすいかも。
私に新規相談してこられる個人には必ず最初に言っています。
何かを捨ててくださいと。
1日は24時間しかありません。しかもその中で自分が起きて活動する時間は限られています。
単純に今より何かを新しいことをしようとすると、必ず時間が足りなくなります。つまり1日という時間の器からこぼれ出すのです。
だから、先に捨てます。
極端な例ですが、私も学生時代にTVゲームをしていました。で、楽しいからハマってゲームをクリアしたりします。そうして、次のソフトを買って、ハマッてクリアしてを繰り返します。
でも気づきました。クリアしても、私の現実は何も変わっていないと。
どれだけ強いラストボスを倒しても、エンディングを見て満足感が出ても、電源を切った瞬間そこにあるのはいつもの自分。
そこに気付いて、テレビゲームを全て売りました。テレビを見るという行動もそうですね。テレビはまずい。情報が勝手に頭の中に流し込まれます。正しいかどうかも分からない制作者が好き勝手に作った情報と映像が。
実は人は何も考えないでいい瞬間(悩みを忘れている瞬間)が心地よいのです。テレビやドラマ、映画を見ている時間って何も考えなくて済むから心地良い。だから麻薬のようになってしまう。
ちなみにテレビを見るのと本を読むのは全く違います。テレビは何もしなくても次に進む。本は読み進めないと次に進まない。自らの意思で学んでいるのはどちらかという事。
最近の洋画ドラマブームは非常にマズイです。心理学的にも不完全を補いたい欲求が人にはあります。要は続きが気になるんです。2時間映画と24時間のドラマ。失った時間はどちらが多いのか。
話を戻すと、
手に入れたいものがあるなら我慢が必要なんです。
代償として失ったものが大きいほど、心理的にも更に欲しくなり自ら頑張ります。
その状況を作るためと24時間という1日の器にスキマをあけるためです。
捨てるものは何でもいいです。
とりあえず誰でも捨てれるものは睡眠時間。
1日8時間寝て、自分では努力している、時間がないなどはありえません。
単純に睡眠時間を6時間にすると、1日2時間の余裕ができます。
睡眠時間を4時間半にすると、1日3時間半の余裕ができます。
急激な変化はまずいですが、少しづつ変えていくことで体も慣れてきます。
テレビを見る時間を削ることもできますし、会社の飲みなどを2回に1回は断るようにするなどでも時間を作れます。
ちなみに、私はこの考えをフルに使って、全く何も知らない状態から5か月間で国家資格の社会保険労務士に一発合格しました。
負の力は上手に活用すると力を産みます。「ここまで頑張ったんだから、意地でも・・・」etc
本などを購入したり、関連書籍を読んでいると、 目標に向かって頑張っているように自分の中で思ってしまいます。
実は、よく陥る落とし穴です。
「SEOを勉強しています」とか「情報起業を勉強しています」とか
「営業手法を勉強しています」とか「マーケティングを勉強してます」とか
「ブログを勉強してます」とか「メルマガの事を勉強してます」とか
「稲田さんの採用メールセミナー(無料版)で採用の事を勉強しています」とか
ハッキリ言ってどうでもいいんです。
最も重要な事は「で、何か行動したんですか?」
ということ。
つまり、実際の行動ベースに落とし込まないことには一歩も踏み出していないと同じ。
むしろ、頭でっかちになってしまうのが最もタチが悪く、評論家のようになる。
採用に関しては、採用マニュアルを購入し、購入者通信で私とやりとりを始めると、オンラインでしかやりとりをしていないのに殆どの会社は行動をし始めます。
購入者通信ではよく、
「今すぐ●●を試してみてください。そしてその結果をもとに、今の採用活動を客観的に見てください。」
という流れがあります。
それは絶対に実践をしてほしいから。採用面接マニュアルがどれだけ素晴らしい内容だと評価されても、実際にその会社で実践をしてもらわなければ意味がないと思っているから。
そしてこれを仕組みとして導入したのが、「採用マニュアル購入→購入者通信への流れ」だから最終的に50万とか500万以上の価値があるなどと評価されています。
しかし、仕組みとして導入していないものは、その都度確認しないといけない。
でも、本当はこれは自分で気づく必要があるのです。
「あれ?私って今日、目標に対して一歩も進んでいない」
ということに。
「そう言えば、昨日もだし、一週間たったけど何も変わっていない」
もし、そこに気づいたら後は、1と2を見直してください。
やっぱり私には駄目だった → NG (第一の法則)
働きながらでは忙しくて時間がない → NG(第二の法則)
この3つを常に意識していれば、最も重要なセルフモチベーション管理ができます。
その土台さえ出来れば後は楽です。
そこからは良く本に書かれています。
目標を何年後に実現するのかを紙に書いて、それから1年後、半年後、3カ月後と逆算し今何をするべきかを決めて・・・・
順番が逆なんですよね。
テクニックとかやり方という枝葉ではなく、本当に重要な事は土台作り。幹の部分です。
あなたはどう思いますか?
こんな長い文章を最後までお読みいただきありがとうございます。感謝!!