道は開ける(D.カーネギー)
最終更新日:2017/02/27
この本は非常に有名な本なので、あなたもご存じかもしれません
※ナポレオンヒル・プログラムの アンドリュー・カーネギーではありませんよ。
この「道は開ける」を手にしたのが、私が25歳のころです。
社会保険労務士事務所→企業に転職をする時に当時の事務所の先輩社労士からプレゼントされました。
「企業に入るとツライことがあるかもしれないから」
の言葉と共に。
この本は「悩みの実態とその克服法」についての本です。
金銭、容姿、仕事、家庭、恋愛、進路etc
人生ではさまざまな悩みが存在します。
何も悩みの無い人はきっといないでしょう
このブログを訪れたあなたも何かしらの悩みをきっと持ってると思います。
悩みは持っていていいのです
悩みを持っているのは当然のことですから。
しかし、
悩みに負けてはいけません
悩みに包み込まれてはいけないんです
悩みに包み込まれると、「うつ」や「自殺」などに発展しかねません
「うつ」って言葉自体が私は嫌いです。言葉ができることで、それが具現化してしまいますから。
現在は会社でもメンタル管理への対応が求められています。
私はこの本に出会って良かったと思います。(プレゼントしてくださって本当に助かりました)
この本から得た最大のモノは
悩みに対してどのように対応すればよいかを知れたこと
色々と今までツライ事や大変な事もありましたが何とか乗り越え、今後も大丈夫だろうと思えるようになったのもこの本のおかげです。
著作権に関係するので中身を詳しく書けませんが、以下を実践するだけで悩みに負けることはほぼ無くなります
1.その悩みの原因によって起こり得る最悪の状況を考える
2.その最悪の状況を受け入れる覚悟をする
3.落ち着いてその最悪の状況を好転させる方法を考える
この3つを1から順番に考えるだけです。
仕事・職場に関して何かを失敗して大きな悩みを持っている人にこう伝えたい
1.その悩みによる最悪の状況は何ですか?
→普通の仕事であれば命を取られることはありません。
故意でなければ何億の損害賠償を請求されるということもありません。
最悪は、、、降格か解雇(クビ)の場合がほとんど
→金銭面で失敗しても”自己破産をする”のが最悪の状況でしょう。
2.覚悟を決めましょう
→もし、解雇になってもまた再就職をすればよいだけです。
→降格されても、命をとられるわけではありません。
会社の中という閉鎖的な地位が変わり、収入が減るだけです。
→自己破産を受け入れることです。
3.最悪の状況を好転させる方法を考え行動しましょう
→2のことをした時点で、前がうっすら見えるようになります。悩みの最も恐ろしいのは前と周りが見えなくなることです。
極端な例ですが、このように自問自答をするのです。
それだけで本当に色々なことが解決します。
開業前それは色々と悩みました。しかし、「失敗したらまたサラリーマンをすればいいや」という思うことで、じゃあそうならないためには何を学んで何を実行すればいいかを考えたから今があります。
開業してずいぶん経ちましたが事業も安定したぶん、サラリーマンに戻ることはもう無いでしょう。
悩むことは1歩も前進しません
3のアクションが最も重要なのですが、なかなか行動ができないのです。だからこのように1→2→3とステップを踏みます
他にも様々な内容が書かれています。
悩みが大きくなり、悩みに包みこまれる前、平常心で見れる今、読んでおいた方が良い本です。
一生を支えてくれる考え方だと思います。
「失敗してもいいんだ」そう思うことが大事です。
日本企業の全社員に読んでもらいたいです
毎年数万人という自殺者を減らすために私ができることは、この本を紹介することくらいでした。
道は開ける 新装版
こちらはちょっと高いですが、楽です。
耳で聞くD・カーネギー道は開ける オーディオCD版