ホームページとインターネットを使って採用するべき3つの理由
最終更新日:2017/02/27
私と採用に関する顧問契約をいただいているお客様は、みなさんホームページとインターネットを使って採用をされてきました。
「ホームページってよく分からない」という社長さんもいましたが、結果として、ホームページを新規で作り、それを使って人を採用できています。
ホームページを使うというより「インターネットで採用する」と言った方が正しいでしょうね。
なぜ、インターネットを使った採用を私が勧めるのかポイントを書いておきますのでご参考まで
インターネットで採用をする3つの理由
1.インターネットの普及
パソコンが一家に一台という時代
日本でのパソコンの普及率はウインドウズ95の登場以来、右肩上がりで現在は86%ほどです。ここ最近は横ばいでしたが、激安ミニノートPCの普及+ノートPCも値下げが始まるのでさらに増えるでしょう。
そして殆どのパソコンはインターネットに繋がっています。
このような環境から、求職者の87%ほどが応募する会社のホームページを見ると応えているアンケート結果があるのです。
ちなみに携帯電話でもホームページは閲覧できますのでホームページを見ない残り13%に関しては、自分が働くかもしれない企業を調べないわけであり、転職に対する意識が低く、採用する必要はないと私は思っています。
(そもそも企業研究不足で不合格にしていますよね?)
転職サイトや求人サイトなど多くの企業がごちゃごちゃ入っているところではなく、自社ホームページまで見に来てくれる応募者は会社への興味度も高く、また事前に調べるというスキルもあります。
A4用紙1枚程度の求人票だけでホームページも見ずに応募を決める人を採用するより、採用後の教育が何倍も楽です。
特にエンジニアや事務職などパソコンを扱う仕事であれば、インターネットを使った求人方法が効率的であり効果も高いです。
2.質の良い応募者が集まる
会社のことを理解してもらえる
上にも少し書きましたが、転職サイトなどへの求人掲載はスペースの都合がありますが、自社のホームページで求人をすれば、スペースなど関係ありません。
書きたいだけ、情報を書くことができます。
そして、書けば書くほど、会社の事を理解してもらえるのです。
画像を使っても動画を使ってもいいので、とにかく会社のことを応募前に理解してもらうことが大事です。
そうすることで、「応募前にファンになったりします」し、逆に「ここは自分は向かない」と思う応募者が出てきますが、それも狙いの一つです
応募者は数を集めれば良いのではなく、質が大事。
入社してすぐに「自分には合わない」と思って辞める人や、選考で不合格になる応募者からの応募はない方がよいのです。
そのためには、会社が一生懸命情報を発信することが大事です。
いい情報だけを与えるのではなく、悪い情報を与えることが大事。
残業が多いのを隠していても長い目で見ると意味がない。 休日出勤が多いことを隠していても意味がない 会社ができたばかりで制度的に未整備な部分があることを隠しても意味がない
正直に伝えることが大事なんです。
「そんなことをしたら応募者が減るじゃないか!!」
と思う経営者や採用担当者もいるでしょうが、会社の表面だけやいいところだけを見せて採用した人って結局は長続きしていないと思います。
採用では「ギャップ」という考えが大事なのですが、
いい印象→入社後に悪い印象
を与えると、人はすぐに辞めます。
そして、採用活動をやり直すことになってしまう。
結局はどちらがいいか賢明な経営者ならご理解いただけるかと。
つまり、給与などの募集要項だけを書いていても、
当然ながら質の良い応募者が増えることはありません。
3.費用対効果が高い
自社ホームページは、更新が楽です。
また、ホームページを閉じたり、再度公開したり簡単にできます。
例えば、2名採用したい場合、ホームページの制作費用が30万円だとします。
結果、2名採用できたが、更に半年後2名を追加採用したいなら以前の求人ページを再度公開するだけで良いのです。
つまり、費用は0円でまた求人募集をかけられる
1年後に1名採用したい場合でも3年後に1名採用したい場合でも同じ。
これが人材紹介会社や普通の求人広告でしたらどうですか?
合計いくらになりますかね。そして人が欲しいたびに大量のお金がかかるわけです
(ハローワークなら無料ですが、応募者の質は残念ながら・・・)
そう考えますと、自社に本当に効果のある求人ページがあれば将来にわたって役立つと思いませんか?
たとえば、先日 当社が作成した求人ページは23名を採用するための求人ページでした。
公開してまだそれほど経過していませんが、すでに応募者から履歴書が届き始めて選考に進んでいます。
その会社はこれまでも求人ページは公開していましたが効果のあるページではなかったので、半年で問い合わせは1件しかなかったそうです。結果、これまでの採用はすべて人材紹介会社からの紹介に頼られていました。
※一人当たり50~150万円。
自社ホームページを使った求人方法はとにかく費用対効果が高い事が特徴です。
人材紹介会社にとっては、効果の高い求人ページをもつ会社が増えることは嫌でしょうね(笑)
インターネットでの採用は今後必須です
上記は会社にとってもメリットがありますが応募者にとってもメリットがあるのです。
当社の理念の一つとして
雇用のミスマッチを無くす
ことがあります。
これは、応募者にとっても大事なことなんです。
会社が正しい求人方法をすることで、応募者もその会社のことを詳しく知ることができます。
結果、入社前と入社後のギャップが小さくなり長く働くことができるわけですからね。
ということで、例え「一人だけ」を採用するにしても自社ホームページを活用して採用しましょう!
ただし、ホームページ制作会社に、「採用に詳しい人がいるのか?」だけは見極めてくださいね。