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稲田先生と採用の教科書&人材採用マニュアルには、とにかく感謝しております!

公開日:2013/03/04
最終更新日:2017/02/26
拙著「1週間で会社が変わる!採用の教科書1」と「初めての面接でも欲しい人材を見抜くことができる採用面接マニュアル」、そして「稲田の面接官セミナー」の三つを申し込まれたリフォーム会社様より、その後、会社がどう変わったか感想をいただきました。


株式会社 住まいるリフォーム 代表取締役 武村幸太郎様からの感想

稲田先生と採用の教科書&人材採用マニュアルには、とにかく感謝しております!
採用の教科書を読み、少しづつではありますが、実践するなかで、いろいろな事が良くなってきたので、ご報告いたします。


以前は、

1.求人を出す→たくさん応募が来る。
2.履歴書を持って来た順に面接をして、良さそうな人を採用する。
3.そして、働いて少しすると・・・

「こんなことも知らないの?こんなことも出来ないの?」と思ってしまうことが起き、思いもよらないトラブルを起こしお客様を失ったり、

しまいには・・・

「こんな大変な仕事だとは思わなかった!」と言われ、社内でいろいろなトラブルが起き、辞めれらる。

失ったお客様に見込まれた売上や、採用~教育~トラブルフォローなどにかかった時間とカネたるやいくらになるのか想像もできません。

と、こんなことを何度か繰り返していました。


そのような採用活動を続けていた結果、経営がどんどん厳しくなり、いい人にも辞めてもらったり、経営方針を見直す中で離れていく人がでたり、お客様も減り、さらに経営が厳しくなっていきました。

結局、一人になってしまった私は、問題の原因を、従業員の能力のせいにしていたと思います。。。


当時、借金に追われ、誰にも相談できず、一人悶々とした日々を過ごしていた私は、直接人と会うのが嫌で(ちょっと人間不信気味だった)経営セミナーや自己啓発などの無料メルマガにハマっていました。

夢や希望を感じるイイことばかり書いてある無料のメルマガっ。好きな時に読めて、面倒くさければ読まなくて良くて、仕事もろくにしないでメルマガに癒されていました(^^;)

その時に出会ったのが稲田先生のメルマガです。警戒心が強かった当時、稲田先生のメルマガも、いい加減な名前で登録し購読していました(スミマセン)


ただ、稲田先生のメルマガは、他のメルマガと違っていて

「稲田先生がやろうとしていることを理解し、必要だと思う人だけ読めばいい。途中で面倒くさくなった人とは縁がない。」

と言う調子で、「上手いこと引き込むな~」とか斜に構えた思いをもちながらも、これは、なにかあるのでは!?と感じてフラッグ付けて読み続けていました。


そして、面接官のルールをダウンロードし、人材採用マニュアルを購入し、読んでいた頃、なんと、先生が東京池袋でセミナーをやると聞き、仕事の予定をキャンセルして参加したのを覚えています(^^;)


セミナーでは、私が何の準備もせずにテキトーにやっていた採用が大きな間違いを犯していることを知り、目からウロコを通り過ぎて、私の採用は単純に「悪」だと感じ、猛反省でした(汗)

従業員の能力に問題があるのではなく、私の採用能力に問題があった!と。

セミナーでいただいた「採用の教科書」を帰りの電車で読みました。


直々に稲田先生のセミナーを受けた直後でしたので、とにかく入る入る!


セミナー冒頭の先生の緊張の顔から、ロープレでの先生のご指導までよみがえっては、脳味噌のなかに染み渡るように入っていきました。


そして、明日からやることがハッキリと見えてきました。

どんな人が欲しいのか?というのは、まだ先の話しで、まずは、そもそも、当社は何をしたいのか?どんな強みがあるのか?

そして、その裏付けとなる根本精神、経営哲学はなんなんだ?と。どんな客に、どんな仕事を提供して、どうなるんだ?と。

レベルの低い話しで申し訳ありませんが、当時の私は、漠然とした経営方針でなんとなく仕事をしていたんだと思います。

経営の根幹となる事業の目的と目指すものを決めました。経営方針を何百回何千回と言い、自身の行動に照らし合わせて間違いやズレがないか?嘘は無いか?と問い続けました。

その経営方針からターゲットとするお客様も決め、当てはまらないお客様とのお付合いもやめていきました。


経営方針に基づきどんな人が必要か?求める人材像を明確にしていきました。


採用基準も明確に決め、どんなに良さそうな人でもちょびっとでも満たなければ、今のウチでは、受け入れられないと決め、できる準備をしっかりとしました。

~現在の当社の人材採用の流れ~

1. 求人誌に広告だす。
2. HPみてもらう
3. 電話連絡もらう。
4. 書類選考(書類着の電話する)
5. 会社説明会の電話連絡をする。
6. 会社説明会&ペーパー試験
7. 面接日程を決める電話連絡をする。
8. 面接&技能試験
9. 結果をお伝えする。
10.試用期間1ヶ月間で本採用試験


先生に直接ご指導いただくような、お金もないので、とりあえず、採用の教科書どおりの手法をもとに、求人を出し・・・

「ホームページをご覧いただいてからまずは、お電話ください。」

としました。


ホームページから、大体どんな会社か見当をつけてもらい、電話で言葉遣いや声のトーン、話す事や聞くことを予め決めておき、電話試験(?)をしました。この時点で、四割くらいの人が電話だけで書類での応募をしてきません。


それから人材採用マニュアルの内容を参考に書類選考を慎重に行ない、採用基準に照らし、面接するか否か、書類選考に通りそうであれば、聞くこと、聞き方などをあらかじめ決め、できる限りの情報収集と準備をしていきました。
※ここは大変に苦慮するところで、時間もかかります。(現在は、パートさんも含め、全員で練ります。)


そして、書類選考に通った全体の一割くらいの方に、一度、来社いただき、会社説明会とペーパー試験を行います。


私の個人的な事から、会社の経営方針にはじまり、決算や私の報酬に至るまで、全てを包み隠さず話し、こういう考えの、こういう会社、こういう待遇ですが、ご理解ご賛同いただけるようであれば、今度面接に来てください。という流れにしました。(ここは、できるだけ公開できることはHPを活用したい。)


ここまで来ると、うちみたいな超零細企業は、採用者ナシというくらい応募者がいなくなります。

でも、いいんです。
今回は、お互いにとって良い出会いがなかったんだから、もっともっといい会社にして、いい人に来てもらおうと気持ちを切り替えて、最大目的のためには妥協なし!という思いで、諦めませんでした。

友人知人から、「使ってやって欲しい」と人を紹介されても、断りはしませんが、HPを見てもらい、電話で話し、書類・・・

という流れを崩しませんでした。


今までの求人で、会社説明の後に面接を希望する人は、だいたい50%位の確率です。

面接では、稲田先生の面接マニュアルでいただいた面接表と事前にロープレしておいた質問事項をもとに、あらゆる角度から、上品かつ丁寧に、そして優しく語りかけ、すべてを隠さず語っていただきます。(聞いちゃいけないことは聞かない。聞き難いことは上手く聞く。)

そして、実技試験を経て、いよいよ仮採用となります。


このころ、不採用だった方々からお手紙が届き始めます。

そもそも、私みたいにデキのわるい奴が、採用だの不採用だのと生意気なのですが、これも、世のため人のためであり、共に働く仲間と地域社会への貢献という大義のためと心を鬼にして、非常に難しい僅差で良いお返事をできなかった方々からの手紙です。

私が応募に対する感謝を述べ、大変苦慮した思いを綴り当社の考えや、できることなら一緒に頑張りたかった思いとともに、ご期待に添えなくて申し訳がないという言葉を、そのまま書き綴って送ります。

それに対して、「ご丁寧にありがとうございます。」と感謝のお手紙や、次回の求人のときにまたお願いしますとか、「こんな素晴らしい考えを持った会社があるなら、無休で無給でもいいからなにか使ってもらえないか?」
という手紙まで返ってきたりもします。さすがに無給という訳にはいかないので、経営方針に沿ってできることから、着実に事を進めています。


私一人で、これからどうしようかなあ・・・と

思い悩んでいた頃から、四年が経ち、現在、総勢4名の小さな会社ですが、心を一つに、団結し、とてもよい仕事ができています。お客様からもスタッフをお褒めいただくことが多く、会社を経営されているお客様からは、冗談で、「ウチに引きぬいちゃおうかな~」といわれる状態です。(^^;)

みな超~優秀で、当然私よりデキる人ばかりですが、なんと言っても、心が一つなところが最高です。
人の心は移ろいやすものといいますが、ひとたび団結すれば、これほどまでに強固なものはないとも思います。

皆、家族のように大好きで、何かあれば命をかけて、覆い被さって守っていく準備万端です!それくらい大好きな良いスタッフに恵まれ幸せです。


そうなんです!

稲田先生の本を読んで、実際に導入し採用に成功した!というだけではないんです。
1.採用の教科書で、会社の方向性をハッキリさせることで、それに賛同して、それを実行できる有能なスタッフと出会い、会社の力が増した。

2.採用の時に伝えた、経営哲学や求める人材像、経営方針を繰り返し伝えることにより社員教育がしやすい。(そもそも賛同している人しかいない。)

3.お客様に対しても求人の時に伝えた会社の目指す方向性などを伝え、理解を深めてもらうことにより客筋を変え、お客様を良いお客様にすることができる。

4.取引先や協力業者にたいしても求める人材像に経営哲学に沿った内容を伝えていくことで教育でき、現場でのお客様満足度が向上する。

5.社長と社員、会社とお客、協力業者のベクトルがあい始めると、互いのギャップが減り、良い仕事が増え、仕事の質が上がり皆が喜ぶ結果が連続して起こる。

6.そして、ちょっと困った人(社内外問わず)は自然と離れていき、磁石が一定の方向を指すように、皆の心が一つになり、ベクトルが合った瞬間、加速度的に物事が進み、大きな力を発揮する。

7.今のスタッフ(パートさんんも)全員を巻き込んでの採用活動となり、自分の会社!という意識が強く芽生え団結力が増し、今まで以上に頑張ってくれる。

8.優先すべきは、心。能力的な差異は個性と捉えられ、良いところを伸ばそう、ダメなとこをは互いに助け合おうという、土壌ができた。

そのほかにも、採用の教科書や人材採用マニュアルによって、いろいろ良い効果があるかと思いますが、今、ぱっと思いつくだけでもこれだけあります。


良い人に来ていただき、その能力を発揮していただくためには、採用の教科書と、人として正しい考えを持ち行動できる社長の姿勢が大事ということに尽きると思います。


これからも採用の教科書でしっかり勉強し、地域の方々から、「うちの子を家スマイルで働かせたいわ~」と言っていただけるような素晴らしい会社にしていきます。


「採用の教科書2」が楽しみです。もう少しの間、採用の予定はありませんが、次回に向けて、更に勉強したいです。


ありがとうございました。



 家スマイル   武村幸太郎
http://www.yes-smile.jp/ iesmile

※こちらは採用の教科書2発売前にいただいた感想です。
※現在は、5分でわかる面接官のルールを姓名を記載せず「ああ」等や「ニックネーム」などで登録した場合は、見つけ次第削除し、二度と登録ができないようにしていますのでご注意ください

稲田の所感

1.メールマガジン
2.採用の教科書
3.採用面接マニュアル
4.稲田の面接官セミナー

という、顧問契約以外のいなだ事務所のフルサービスを受けられた会社のビフォーアフターです。


実際、同様に顧問契約以外のサービスを受けられた会社は日本全国にたくさんあります。しかし、ここまでの結果を出されている会社は少ないと思っています。


なぜなら、殆どの会社は、「知識を仕入れること」に力を入れるばかりで、武村さんのように「手に入れた知識で行動し実践すること」をおこなわないからです。

もちろん、行動をされている会社もありますが、独学や間違った人から学んだ過去の採用のやり方をすべて否定し、イチから正しい採用活動を再構築された会社というのは、私が直接コンサルティングをしない会社の中では珍しいと思います。


書籍のみから学んだ会社は、自社のこれまでの活動を全否定をすることは難しいのです。本を読む際に「素直に学ぶ気持ち」で読まなければ、自社に都合の良いところだけを取り入れ、できたと勘違いしてしまいます。そういう会社と武村さんのような採用で成功するようになった会社は大きく違います。


しかし、私は万人に同じ内容を伝えています。ある人が読んだときだけ、隠し文字が浮かびあがるという本ではありません。私は書籍でノウハウを公開しています。採用で成功する考え方やステップを公開しています。ですから、このように成功するかどうかは後は読者次第なんです。(もちろんコンサル契約の場合は、弊社の責任です。あくまで書籍の場合)


今回の感想に関しても、最初に感想をいただいた際に「ブログで掲載しても良いでしょうか?」とお尋ねしたところ、二つ返事どころか、このように長文を改めて書いてくださいました。何よりお時間を使っていただいたのが本当に嬉しいです。


しかもそれは私のためではなく、「購入を迷っている会社」のために書いていただいている事が、地域や日本のことを考えられているんだなと感じました。自社のことばかりを考える会社が多い中、素晴らしいと思います。


それだけではありません。公開されると知っていた上で、このように過去の人材の失敗を堂々と語れるというのは、頭が下がります。これがいかに難しいことなのかは容易に想像がつくと思います。


ちっぽけなプライドではなく、本当に誇りを持っている人だけができる事です。


私としても会社が変わるキッカケとなる本を書けたことや、武村さんの人生や会社、そしてそこで働くスタッフの人生に少しでも良い影響を与えることができたことが何より嬉しく思います。


採用活動がうまくいきだすと、離職率が大幅に減り、求人をする機会が減っていきます。その状態になれば、採用が成功している状態ですが、住まいるリフォームさんも後はもう大丈夫でしょう。良い会社が日本に増えたことが嬉しいです。


武村さん、本当に素敵な感想をいただき、ありがとうございました。私ももっともっと多くの会社が変わる手助けをして「スマイル」を増やしていきたいと思っています。

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