前の記事 » 
次の記事 » 

政治家としての合格基準,採用基準,任命基準|政治家に向く人・向かない人

公開日:2012/04/21
最終更新日:2017/03/01
政治家は選挙で選ばれているわけだが、弊社の採用手法から考えると、政治家になるための「採用基準」を明確にしないまま、選挙で選んでいるのではないかと感じる。


また、政治家になり、国会議員となれば、その後は各党の中での勢力争いや、○○派と呼ばれるグループに入り数十年かけて大臣に選ばれるようにし、最後は総理大臣を目指す人も多いかと思います。(偏見かもしれませんが)


実は選挙と採用は似ているし、党を構成する国会議員を採用すると考えると、その採用した(選挙で通った)国会議員により、党の未来が決まるわけです。


これは採用の教科書の内容を政治に当てはめてみると分かるかと思います。


昨今、大臣の問題発言での問責決議がよく出されますが、これも総理大臣が各大臣を任命する際の、「選考基準や面接(実際はしていないとは思うが)の仕方」が明確ではないのかもしれないと採用のプロとしては思うわけです。


例えば、

「防衛大臣」に必要な能力,人柄,理念,そしてNG項目

「厚生労働大臣」に必要な能力,人柄,理念,そしてNG項目

「経済産業大臣」に必要な能力,人柄,理念,そしてNG項目

などなど、各大臣で違いますよね?


で、これら大臣のポストを「職種」と考えると、「党」が変わってもこの必要な能力やNG項目は、あまり変わらないと思いませんか?

そうなれば、自民党時代などから、そういう総理大臣向けの「大臣任命マニュアル」などを改善しながら作り続けていれば、一回一回ゼロベースで考える必要はなく、その採用基準(任命基準)に該当する人を大臣にすれば良いのではないか?と政治の素人(しかし組織の採用のプロ)ながら思います。


これが企業の採用活動でいう、【職種毎の採用基準の明確化(文書化)】です


各大臣の選考に関して、もし現在そういう必須能力スキルシート(スキルチェックシート)のようなものが無ければ、今後の日本のためにもぜひ、作ってもらいたいと思いますし、作れば、企業と同じようにその効果が分かるかとも思います。(日本のためにも作る手伝いをしたいくらいです。)


大臣を私たち国民が選ぶことはできませんので、組織運営のためにも、昇格基準は明確にというところですね。

まあ、大臣はいいとして、一般の政治家に必要なスキルを考えてみようと思います

ここからはただのトイレの落書きレベルと思ってください。私は政治に詳しくはないですし、政治家にも知り合いはいませんので仕事の詳細を聞いてはいません。


ただ、これまで数多くの職種の採用をおこなってきましたので、どの職種であればどういうスキルが必要か?またどの職種であればどういうスキルや思想が危険か?というのは、大体分かります。
※社外秘ですが、各職種に関しての上記必須スキル、NG項目というのを定めた一覧表(データベース)もあります。


そんな気持ちで政治家という職種に関して追加で書いてみようと思いまして、ここはプライドの関係で依頼があることも無いでしょうし、広まってもクライアントに影響もないので、どうせならとブログにしてみました。


私の採用手法の一部が見えると思います。詳しくは「採用の教科書1」「初めての面接でも欲しい人材を見抜くことができる採用面接マニュアル」をご覧ください。


この記事は更新していきますので、以下に少しずつ追加していきます。

政治家としてのNG項目(独断と偏見です。一般論ではないでしょう)

■1.ブレる人

・政治家の武器は、「口」と「行動」と「人脈」です。このどの武器にも影響を与えるのが、「思考」や「信念」「想い」。つまり軸です。

マザーテレサの名言にこういうのがあります

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

ブレる人、特に政治家では、最初の「思考→信念、考え方、想い」がブレるんですね。

選挙前と選挙後で行動や言っている事が違う政治家はたくさんいますよね。石原都知事が尖閣諸島の購入で所有者とも合意をとれたのは「ブレない人だった」からです。(所有者の弟談)

これは政治家に限らず、職場でも上司や役職者、経営者など上に立つ人を見ていると分かりますが、「ブレる人」にはつまり軸がない。もしくは、軸を明確にしてないか、その軸からブレていないかを常に確認してないんですね。

だから、ブレてしまいます。政治家全員がこのマイクレドを作れば、ブレない人が増えるのにと、残念でなりません。とにかく最もNG条件にあたるのがこれでしょう。

■2.愛国心のない人

・愛国心は人によって様々で、あまりにも抽象的。だから、口で愛国心があると言って、その人は本当に自分がそう思っていても周囲や一般判断では、違うこともあります。例:「日本のために」→「核武装」「非核武装」と分かれるように。

ということは、そもそも愛国心とは?という事になるわけです。だから、ここを明確にしなければいけません。

学術的なものとか哲学的に「国とは」「愛国心とは」と言うのではなく、判断基準を明確にする必要があります。

・日本人のために行動してきた人なのか?
・議論によくのぼる話題(例:「在日特権」や「パチンコ」「領土問題」「原発」「対米」「対中」「対韓」「年金」「財政」「経済」など)に関してどのようなスタンスと信念をもっているのか?
などなどですね。

この辺のチェックリストを作って、回答してもらえば、多少ははかれると思います。

■3.3年以上の企業勤務経験が無い人

・日本経済を支えている「会社」や「組織」に関しての知識と経験が無いわけです。人から聞いた内容や、平均データなどの統計、机の上で学んだ内容と現場はやはり違います。

■4.国益のために自分の意見を主張しない人

・日本人は「相手の意見を思いやる気遣い」を美徳とします。でもそれは一般人の話。政治家がそれではいけません。ただ、党の幹部が言う意見をハイハイ聞いてほしいために国民が選んだわけではないですよね。国益を軸として主張してもらいたいものです。

特に外交関係に携わるのであれば、民族が違うので日本人同士の気遣いなどは通じません。自国民の利益を最優先する意志と主張と戦略的行動が必要でしょう。(このように政治家の中でも外交に関係する部署の能力は、通常の政治家とは違います。民族が違うので常識が通じないため、したたかさや戦略など高いスキルが必要とされます。戦国時代に外交は日本人同士でも軍師レベルの方がおこなっています。ましてや海外なら。。。)

少しずつ追加していきます

政治家としての必要能力

こちらは、上記NGが完成した後に書きたいと思います。採用でもそれが正しいやり方ですからね。


「こういう政治家は嫌だ」というご意見があれば、ぜひ、メールをください

採用の教科書1に書いていますが、NG項目を明確にする事が、採用基準の手法の一つです。

ですから、政治に詳しい人や政治家に近い人で、「この人やこういう人はダメだ」というのがあれば、お問い合わせフォームからメールを下さい。参考にさせていただき、本記事に追加したいと思います。

同じカテゴリの記事を読む  日記、その他  

稲田行徳の評判,経歴

ブログ読者に採用面接マニュアルを無料プレゼント中

5分でわかる面接官のルール

面接官教育用マニュアル
緑の動く矢印成功企業が続出!
採用面接マニュアル第一章を【無料】ダウンロード可能

動画で学ぶ採用ノウハウ

 

採用ノウハウを学べるYouTubeチャンネルはこちら

5分で分かる面接の仕方

採用をしている経営者や人事担当者様へ
この無料レポートを知らないなんて、
あなたの会社は損をしています。

緑の矢印 人材採用コンサルタント著 採用マニュアル第一章を今すぐ無料ダウンロード

1週間で会社が変わる!採用の教科書1

新卒採用と中途採用のバイブル
「採用の教科書1」が売れています。
(現在、4刷!増刷中)

矢印Amazonの著者販売ページはコチラ
 

面接官教育用の面接官研修動画

1万人以上の面接官が受講した
面接官教育用セミナーで今すぐ面接のやり方を学べます。

矢印面接官研修のサンプル動画はコチラ

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

ビジネスパーソン向け自己啓発の決定版

このページの先頭へ