ビジネスにおけるメールの自動仕分けの注意
最終更新日:2019/03/21
専門的な用語がでてきます
メールソフトって自動仕分け機能があるんですよね。フォルダを作って、フォルダに名前つけて、仕分けルールというものを設定すると、例えば、、、
「ある人物からメールが受信されたら、このフォルダに自動的に移動するようにする」
こうしておくと、
「自動的にフォルダ毎に整理される」
で、、、個人ならいいのですが、これがビジネスであればこの自動仕分けの多用はやめた方がいい。特に、社内でのメールやり取りが多い場合は最悪です。
いや、偉そうなこと言ってますが私も以前陥ったんです。自動仕分けの罠に。
名前による自動フォルダ分けの落とし穴
社内で複数人数(グループ)で同じ仕事をする場合を想像してください。この名前による自動仕分けをすると、こうなります。加藤さん → 私 に Aという仕事の相談(加藤さんフォルダに移動)
田中さん → 私 に Aという仕事の相談(田中さんフォルダに移動)
私が山田さんに「A」に関して返信するが、実は、山田さんからのメールでccに入っていた田中さんが既に山田さんの質問に回答をしていて、私が返信する必要がなかったり、「私が田中さんのメールを見てない」事が発覚します。
要は、”1人でその業務をしてるなど人に仕事がついている場合”は、名前による自動フォルダ仕分けも少しは有効ですが、”複数人で業務をするような仕事に人がついている場合”は名前による自動仕分けでは管理できないのです。
この時の対策方法は、仕事名やプロジェクト名でフォルダを作ることで解決できます。
まとめますと、受信ボックスに大量にメールを保存してるのは論外ですが、フォルダを作る時は業務毎に作ると後で整理しやすい、と言うことです。
名前フォルダを作る中間管理職の陥るパターン
大体は、職場の人毎に優先度をつけています。自動仕分けのせいでメールに気付かない
上司「え?いつ?
(名前フォルダを開く)あ、本当だ!!
ごめんごめん。今から見るよ」
フォルダに自動仕分けされると、フォルダが太字になって(1)とか表示されますが、階層別にサブフォルダなどを作っているとフォルダを展開しなければメールが来てることすら気付きません。
自動仕分けをした時点でタイムリーなレスポンスができないのです
対策としては、受信ボックスに届いたメールを手動で仕分けすれば良い。手間はかかりますが、色々試した結果、これが一番業務効率が高いです。
まとめますと、、、、ビジネスでメールを使うとき
2.フォルダ名は人毎ではなく、業務毎
3.自動仕分けをせずに、受信ボックスから手動でフォルダに移動させる
4.周囲で自動仕分けをしている人で、メールを読んでない人に教育する
私のやり方が最高ではないと思いますが、1日200件くらいメールが来てる前職で思考錯誤の結果、こうなりました
仕訳を調べていたら間違ってヒットしてしまい、
気になったものですから、指摘させていただきました。
本当ですね。「自動仕訳」となっていました。
これでは経理用語ですね。失礼しました。
ご指摘ありがとうございます