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人材採用より売上アップが重要?企業は人なり?

公開日:2008/05/21
最終更新日:2017/04/24
私の採用マニュアルを購入された方ならお分かりになると思いますが、


求人募集にお金をかけるより重要なのは、お金をかけて集めた応募者を選考する目をもつことなんです。


選考する目がないままに応募者を集めたら採用に失敗するのは論理的に説明できますし、あなたも理解できるでしょう。


でも、これって世の中の常識ではないんですよね。
人が欲しい → なるべく急いで求人を出す
こう教わってきていますし、私のメルマガなどを読んでいなければこの流れを疑うチャンスは少ないからです。


はっきり言いますと、「人を選考する目」さえあれば、お金をかけなくても時間をかければ採用活動は成功します。

基準に達しない方々を不合格にし続ければいいだけですから。
※基準に達していない人を合格にするor基準に達しているかを判断できない事が問題なんです。


ただ、上記のように不合格だらけだと「不合格にし続ける時間や人件費」をお金に計算していないわけで、あまりにも効率が悪い。


だから【効果的な求人募集方法】などを使って採用活動の時間を短縮するのです。


でも、実際は企業は採用の募集に金をかけても、選考手法に金をかけたくない会社が多い。


と言いますか採用以外でも目に見えない改善にお金を今より多く払う会社って1%(よくて2%程度)


改善ってそれほど意識が低いのが一般的企業の現状です。


ちなみに、そういう経営者であっても売上の改善にはすぐにお金を払いたがります。

チラシなどの広告費がいい例ですかね。


でも組織を強くするとかスタッフを教育するとか、目に見えづらい戦略部分にお金を払う企業は少ない。


これは企業でなくても一般人でも同じ。


上記を理解した上で、営業は戦略を練る必要があるわけで、
・目に見えないものを、イメージできるような形にしてあげること

・改善ではなく、別の切り口で話をすること
などなど色々なやり方があるんです。


ちなみに、会社にも【 形 】はありません。
目に見えないんです。


厳密に言えば、形としては法務局にある登記簿という紙切れが会社です。


しかし実際に会社をイメージさせるものは、そこで働く社員と経営者、サービス(商品)なんですよ。


上記を理解することが重要であり、ただ

・企業は人なり

・人材は人財
などパクリとも言えるありきたりな標語にした時点で、表面的なものになります。


会社とは何なのか?


そこに答えがあるわけで、そういう思考をすることが本当に強い組織を作る上で重要です。


ちなみに、人材採用の方が売上アップより重要なんだと言っているわけでもなく、そもそもどちらが重要とかそんな考え自体が違うのでは?ということ。


どちらか重要などと言っている時点で問題や経営の本質からずれているんですね。


今回はちょっと厳しい内容でしたかね。

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