応募者の本音を引き出す質問を探している面接官は注意しよう

公開日:2015/12/14
最終更新日:2016/12/28
応募者の本音を引き出す質問にあなたは興味がありますか?

このページに来たということは、そういう質問への答えをインターネットで無料で探しているのだと思います。


採用のプロから言わせていただきます。
この時点で あなたの会社は採用で失敗する可能性は高いです

それでもまだ、面接のことを何も調べようとしない面接官や経営者 よりはマシと言えますが。


しかしやはり面接の質問 テクニックにばかり目がいっている経営者が採用で失敗しているのはこれまで色々な会社が証明してくれています。


あえてその失敗の流れに乗る必要はありません。

面接官研修で話していること

弊社では採用支援サービスとして面接官研修 を通じて面接官の教育を行なっています。


中小企業だけではなく、大企業からも社内講師として依頼があります。その面接官 研修に参加した企業や経営者は、ほぼ例外なく こういう質問テクニックを 学びたいと思って依頼してきます。


しかし 研修が終わる頃にはこういった面接の質問テクニックや質問内容の無意味さを知って帰っているんですよ。


もう一度聞きます
面接官として応募者 の本音を引き出しやすい質問程度を知って、採用に成功すると思っているのでしょうか?
例えば、一つ教えましょう

退職理由は 何ですか?
この様に質問するのではなく、
「前の会社で仕事をしていて良かった点と悪かった点も言ってください」
もしくは
「前の会社ではどういう点に不満を持っていましたか?従業員満足度のために改善した方がよい点などありますか?」
この様に聞けば「退職理由は何ですか?」というような用意していた質問の答えではなく、会社への不満を通じて本当の退職理由を知ることができます


あなたは、このような質問テクニックが欲しいのでしょうか?

そのような面接の質問集 などは書店で買うことも現在はできます。


ただし はっきり言います。


このような質問テクニックを たくさん学べば採用で成功するか?といえば現実はまったく違います。


採用面接における質問というのは、採用活動全体における氷山の一角だからです。


採用活動の全体を俯瞰(ふかん)すれば分かりますが、本来の目的からみるとこのような質問技法は枝葉です。


分かりやすく言うなら、「高い車を買えば運転が上手になるわけでも女の子にもてるわけでも無いのに、本当の運転技術や人間面を磨かず必死に高い車を手に入れようとしている」のと同じです。


滑稽というか、技術もないのに車選びに力を入れても事故るのは当然だと思うでしょう

採用の本質は何だと思いますか?

応募者の本音をわかればあなたの会社には良い人材が本当に入ると思いますか?


あなたの会社に足りないのは、「応募者の本音を引き出す質問方法」だと思いますか?


もし、「イエス」と答えるのはであれば、私から言う言葉はもうありません


もう少し真剣に 採用に関して勉強してください

しかし、ここまで読んでみて、「質問ノウハウさえ学べば良いというわけではないかもしれない・・・・」と気づいたのであれば、採用で今後失敗する確率は大幅に減ります。


弊社では、このように 採用面接マニュアル の一部を 弊社では無料公開しています



この採用面接マニュアルの一部を読むだけでも、手に入った内容からあなたの会社の採用活動が変わりますし考え方も変わるでしょう


こういった「応募者の本音を知る質問が知りたい」とか採用活動の枝葉の部分にだけ目をむけることをやめましょう


それがあなたの会社が採用で成功するための第一歩です


本質を見れば 採用で失敗することがなくなります
正しい採用の本質をぜひ学んで下さい


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