将に五危あり。必死は殺さるべきなり。必生は虜にされるべきなり。ふん速は侮らるべきなり。廉潔は辱めらるべきなり。愛民は煩わさるべきなり。
最終更新日:2022/02/24
将を自滅させる5つの要素に関しての内容であり、必要な要素(ポジティブ面)と不要な要素(ネガティブ面)の両端から、人材を見抜く必要があります。
(客観的な視点でモノゴトを見る必要がある)
2.生に執着しすぎるものは危ない 臆病になって、卑怯なふるまいをし、あげくは捕虜になってしまう。
(会社での生き残りだけが目的となった、上司へのゴマスリ)
3.いらだつ者は危ない 怒りっぽくなり、部下からも敵からも足元を見透かされる。
4.潔癖すぎる者は危ない メンツにこだわり、恥を気にして、実を取ることを忘れる。
(自分が正しいと思いすぎることで、非を認める事も謝ることもできず、自分の考えと違う方法で可能であった成果を逃す)
5.人情家は危ない 気を遣い、部下に対して同情して、厳しくなれない
(冷血が良いわけではない。甘やかすことで緩む規律に注意する)
孫子はこう言っています。
よくよく考えよ」