福岡の人事コンサルタントなら本の著者へ
最終更新日:2017/02/08
人事コンサルタントと一言で言っても色々ありますが、多くの場合は人事評価制度を新しくつくりたいor変えたいと思って探している経営者が多いと思います。
しかし、人事評価制度だけを変えてうまくいった会社を聞いたことがありません。
もし、可能であれば情報収集をされてみてください。
お知り合いの会社で、人事評価制度を変えて、業績が向上し、社員の離職率も減り、採用コストも削減したなど成功談(生の声)は聞いたことはありますか?
我々は逆に、誤った人事コンサルタントに依頼した結果、形だけは立派な人事評価制度ができても管理職が運用できず、絵に描いた餅となり、成果主義を導入し残業代を支払わなくした制度ができただけの会社はたくさん知っています。
そして生の声を聞いている我々の耳には、例外なく、失敗している現状が入ってきます。
おかしいですよね?プロであるはずの人事コンサルタントにお願いしたのに・・・
そうです。
つまり、人事コンサルタントもピンキリですので、依頼を検討される場合は気を付ける必要があります。
そもそも順番を間違っています
人事評価制度を変える前に、まずは、採用や教育を変えることで会社は良くなります。なぜなら、採用 → 教育 → 評価 と言うサイクルが人事雇用管理だからです。
最後の評価部分だけを変えたところでうまくいくわけがないのです。
しかし、「そろそろうちも公平性のある可視化された人事評価制度を導入しなくては・・・・」というところからスタートする経営者が多いことが残念でなりません。
評価を変えれば、人が変わる?
そんな事は起こりません。
人事コンサルタントを探す前に、「自社の従業員満足度」を客観的に見るようにしてください。
「自社のスタッフが何を目的で働いているか」を見るようにしてください。
安易に人事コンサルタントや顧問契約している社会保険労務士に依頼をされないでください。
これまでの人事評価制度を変えるということは、これまで頑張って働いたスタッフがいなくなる可能性があると言うことを理解しましょう。
それを任せることができるだけのコンサルタントかどうかを判断してみてください。
それが自社の会社をより永く反映させるための方法ですから。