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できない理由ばかりを会議などで主張する人材

公開日:2008/01/26
最終更新日:2017/04/17
あなたもこんな経験はありませんか?


会議中などで、「こうしたらどうか?」という前向きな提案をした人に対して
「無理」

「できない」

「ダメ」

「時間がない」

「金がかかる」

「人が足りない」

「そこまでしなくていい」
など批判的な意見ばかりを話す人(特に中間管理職に多い)


しかし、同じ内容を社長などに話すと意外とこうなる

「この点は考えた?OK、ならやってみなよ」

実は、これは会社ではよくある風景で、


できない理由を並べるタイプは概して「知力は高い」ことが多く、もっともらしい否定的な意見を並べます。


しかし、「じゃあどうすればいいと思うか?」という質問をすると、
「くだらないありきたりな回答をする」

  か、

「それを考えるのは私ではない」
と批判力はあるが改善意欲や提案力の無さをあらわにします。


評論家タイプと呼ばれる部類です。


頭が良さそうな人が会議で頭が良さそうな発言をするとどんどん出世するのが普通の会社です。
(発言はどうでも良く、本当は実績が重要)


否定的な意見を並べ続け、意見を聞くと詰まるタイプはタダの安定志向。
石橋を叩いて叩いて渡らないタイプが多い。


しかし、こういった人に新しい事をお願いすると大変なことになります。


ものすごく進捗が遅く、言い訳が多い。


自分の保身のために、リスクを恐れすぎて失敗しても安定を約束されていないと思いきった事ができない。


そして、最終的には人(部下)頼みにしがち。


しかし、自分の方がデキルと勘違いしているために依頼した部下を見下す傾向にある


私は、ビジネスの場でこのような人に出会うとそれとなく距離を置くことにしている。


理由は、後ろ向きな発言をする人に会うと嫌な気分になるから。


逆に「こうすればいいんじゃないですか?」という前向きな発言をする人を好みます。


ある知り合いが、独立をすることになりました。


周りからは

「無理だよ」
とか、
「その業界は厳しいよ。」

などの発言が多かったらしく、私の意見を聞きたいとの事。


その時に、話した内容を会社向きにいじりました。


周囲から「その方法なら成功する」と言われた内容はやめた方がいい。
既に他の会社がやっているか、やったけど失敗したやり方だから。
(最先端の内容は別)


逆に、「それはちょっと難しいんじゃない?」とか「無理だよ」と言われた方法の方が成功しやすい。


あなたが独立などを考えているのであれば、何かしらの参考になれば良いと思います。


また、会議でそのような否定的な意見ばかり言う人には、「では、どうすれば良いと思いますか?」と聞いてみましょう。
(化けの皮が一言ではがれます)

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2 Responses to “できない理由ばかりを会議などで主張する人材”

  1. ちひろ より:
    よくわかります~!!
    文句が多い人に限って、解決策を考えてなかったりするんですよね。
    会議が愚痴大会になってしまうので、どうしたらいいのかいつも悩みどころですよ。
    会議というのは問題点を解決する場だと思うんですけどねぇ。
  2. ちひろさん

    コメントありがとうございます。

    ブレーンストーミング(ブレスト)と言いながら否定する人もいますしね~。
    (ブレストって知ってます?って聞いたことがあります)

    あら探しは誰でも簡単に出来るんですよ。いや、ほんと簡単に。

    悩みの解決として、
    会議を変えたいのであれば実は簡単な方法があるんです。

    アメリカの某企業が導入した会議方法でどんな会議でも10分程度で終わってしまいます。

    ヒントは会議の場で「報告」をしないこと。
    「報告」→「質疑」という常識に捉われたやり方をするから時間がかかり方向性がぶれます。


    会議用の「報告資料」作りに追われる大企業社員は多いのですが、内部向け資料を作るために使う時間があれば、他にすることがあるでしょうにね。
    いかに無駄な時間を過ごしているか・・・・

    そのうちこの件も書きます。
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